複数のドローンが自動連携して事件解決をサポートするAerodome

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米国のベンチャーキャピタルAndreesen Horowitz(以下、a16z)ではAmerican Dynamismという取り組みにより米国の国益を支える創業者や会社に投資をしている。分野は航空宇宙産業から防衛、公安、教育、住宅、サプライチェーン、工業、製造など様々だ。この中でa16zが最近AIを活用している企業50社をリスト化したAmerican Dynamism 50 AI Editionを発表している。このブログでは今後、ここに掲載されている各企業を紹介していきたい。

ドローンによる早期対応を可能にするAerodomeのソリューショ

テロや強盗事件などが発生した際、被害拡大を防ぐためには言うまでもなく早期発見、早期解決が求められる。しかしながら、事件発生に伴い近隣道路は渋滞し情報も錯綜するため、早期対応の難易度は非常に高い。

Aerodomeのソリューションはそのような課題を解決する。

事件が発生し、ドローンによる対応が必要な911コールだと判明すると、Aerodomeのドローンがサービス範囲の都市のどこでも3分以内に駆けつける。ドローンを飛ばすための操縦は必要なく、パイロットはドローンに搭載されているズームやサーモ、暗視カメラなどを使って事件現場の詳細把握を行う。撮影している映像は関係者にリアルタイムで共有されるため、地上の部隊との連携も容易となる。ドローンの懸念点の一つがバッテリーだが、自動操縦機能はドローンのバッテリー容量も把握しているため、残り時間に応じて他のドローンを派遣し、シームレスに交代を行うことができる。

まだ設立したばかりであり、ウェブサイトには詳しい価格情報などが記載されていないが、カリフォルニアの一部など治安に対する不安が高まっている地域にとっては価格に見合った有用性が期待できるかもしれない。


(Source: https://www.aerodome.com/)

会社概要

会社名 Aerodome
設立 2023年
所在地 New York, NY, United States
ウェブサイト https://www.aerodome.com/
投資状況 資金調達額:$6.5M(Seed), 主な投資家2048 Ventures, Andreesen Horowitzほか
主な経営陣 Rahul Sidhu, Co-Founder & Chief Executive Officer
Kenaniah Cerny, Co-Founder & Chief Architect
Source Pitchbook

Mikan Matsuyama